ルール適合について

ゴルフクラブのルール規制について、最近問い合わせがあったのでまとめておきたいと思います。

弊社で販売しているクラブはルール適合なのか？という問い合わせですが、
出場される競技によって大きく意味合いが異なってきます。

ゴルフ競技は大きく3つに分かれます。

1.一般アマチュアクラブ競技（月例など）
2.エリートアマチュア競技及び下部プロツアー
3.主要プロツアー競技

おそらく95％以上のアマチュアゴルファーは、
1.一般アマチュアクラブ競技に出られると思うのですが、

その競技に出場される場合、当社が取り扱うほとんどの製品（下記クラブを除く）が、ルール適合となります。

不適合対象商品
・ラルージュHT2オーバーサイズドライバー
・ラルージュパワースピンウェッジ

その他はルール適合ですので、安心してご使用くださいませ。

2と3の競技に出場される方は注意が必要です。
2010年に「溝とパンチマークの仕様とその競技の条件」というルールが追記されました。
これはロフトが25度以上のクラブは、フェースの溝を浅く（また角を丸く）しなければいけないというルールで、フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアン・ウェッジ・チッパーに採用されます。

残念ながら当社のクラブはこのルールに適合しておりません。
（適合モデルにするにはさらにお金がかかってしまい、販売価格が上がってしまうため）

あくまでも2.エリートアマチュア競技及び下部プロツアー　と　3.主要プロツアー競技に出場される方が対象なのでお間違えないように。
（出場される競技の大会本部に問い合わせすることをお勧めします）

またグリーン周りでつかう「チッパー」は競技に使えるのか？というお問い合わせもいただいたのですが、一部商品を除き、こちらも1.一般アマチュアクラブ競技に出場される方はルール適合となります。

2と3に出場される方は、「チッパー」というクラブそのものは適合ですが、先ほどの新溝ルールという点で不適合となります。

当店で扱うチッパー
・FLIT-BOX BKチッパー
・レディースFLIT-BOX BKチッパー

ここから私の雑談ですが・・・
高反発規制や新溝ルールって、すべてのゴルファーに押し付けるのはどうかと思うんです。
だってプロはそんなん使わなくても飛ばせるし、スピンをかけることも自由自在。
95％のアマチュアは道具を変えてさらに飛ぶとうれしいし、簡単にスピンをかけれたらおもしろい。
製造メーカーとしても、上記のルールがあるために開発範囲が非常に狭くなり
結局毎年似たようなモデルがずらりと並ぶわけです。

「ゴルフを楽しむ」っていう観点からいくと、道具の規制をもっとゆるくして、
多くの方がゴルフを楽しめればいいなって思う今日この頃です。